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検索上位なのに集客できない5つの理由

  • ホームページ制作のポイント
検索上位なのに集客できない5つの理由

検索上位なのに集客できない5つの理由

今日は全部あるあるネタなのですが、やっぱりこれができていなくて「ホームページを作ったんですけど集客できません」というご相談が多いので、5つに絞ってまとめてみました。

思い当たるところがある方はぜひ改善してみてください。

1.とにかく見づらい、疲れる【欲張りすぎ】

ホームページがとにかく見づらい、疲れる【欲張りすぎ】

これが第一でしょうね。

うちはこんなサービスもあんなサービスもあって、いーっぱいやってるの!ということをどうしても伝えたくて、とにかく詰め込みすぎているパターンです。

  • 見出しや画像を使わずに、本文だけが書いてある
  • 強調部分が多すぎて、どれが強く伝えたいことなのか分からない
  • 強調したいばっかりに色が雑多、文字の強弱がありすぎてしんどい
  • コンテンツが多すぎて何をどう見ればいいのかわからない

まだ、まとめられてて見やすい流れを作っているのであればいいのですが、文章だけをツラツラと書いて、いきなり大きな文字や赤文字強調をドーン!みたいな、見る方は疲れてしまいます。

別の切り口で言うと、自分目線でユーザー(見る人)の目線にたてていないので、こういったことが起きてしまいます。

改善点

  • 各項目ごとに見出しや画像を使ってわかりやすく伝える
  • 本当に伝えたいことは何なのかを明確に。強調部分の見直し。
  • 色を多用しすぎない。色のバランスを考えるのが苦手な人は3色程度までに抑える。文字サイズも思いつきでバラバラ変えるのではなく、規則性をもたせる。
  • サービスやコンテンツの優先順位を決める。一番集客させたいサービスや、入り口として使いたいサービスなどがしっかり伝わるようにする。

これらを意識するだけで、ずいぶん変わってきます。

自分目線ではなく、必ずユーザー(見る側の人)目線で構築することが大事です。

2. 探したいサービスや商品に行き着かない

動線の悪いホームページ 迷子

せっかくホームページに来てくれたユーザーが見たい・知りたいサービスや商品に行き着けない。

これもよくあるパターンです。

ダメなのは、

  • 探せばわかるでしょ
  • 1とかぶりますが、詰め込みすぎてどこに進めばいいのかわからない
  • 動線が確保できていない

というようなところです。
検索ワードでこれが知りたいと思って、ホームページを訪れた人が、探しものが見つからない迷子になるのは、避けなければいけません。

改善点

  • ナビゲーション(メニュー)を分かりやすくする
  • どのページからでも、他のコンテンツへの移動がスムーズ
  • お問い合わせやお申込みへの誘導の流れをしっかりと作る

必要なところに必要なボタンやリンクがきちんとあり、分かりやすいということが大切です。

3. サービス内容やコンセプトとホームページのイメージがあっていない

ホームページデザインはコンセプトやニーズにあっているか

ホームページのデザインが、ターゲット層や商品イメージ、商品の価格帯に対して見合っているかも大切です。

いい裏切りかたならいいのですが、違和感をおぼえると、すぐに閉じるか他のホームページへ移動されてしまいます。

  • サービス内容とホームページデザインがあっていない
  • コンセプトが伝わらないデザイン
  • ターゲット層に合っていない

コンセプトが伝わらなければ共感は得にくくなり、お客様にはなっていただけません。

改善点

  • サービスや商品のコンセプトをしっかりと見直し、ホームページデザインに反映させる(イメージとの一致)
  • ターゲット層に伝わりやすいデザインへと変える

あなたのサービスや商品は、届けたい層に届いていますか?
また、お客さまになっていただきたい方がお客様になってくださっていますか?

4. メリットを伝えていますか?伝わっていますか?

ホームページでメリットや特徴を伝える

どうしてあなたの商品を使っていただきたいのか、あなたの提供するサービスを使っていただきたいのか、それだけを伝えても上手く伝わりません。

  • 他店、競合店との違いが分からないので、価格の安い方へ流れる
  • よって価格を安くしないとお客さまになっていただけない
  • その商品やサービスのメリットや特徴がわかりにくい
  • メリットや特徴を自社が当たり前のことと気がついておらず、お客様へのアピールにいたっていない。

他のサービスと同じことや変わらないことを書いていては、どこのサービスを選んでも変わらず、お客様になっていただけません。

改善点

  • あなたのサービスや商品、お店、会社の最大のウリを明確に伝える
  • ホームページを開いた瞬間にそれが目に入ることが大切
  • わかりにくいキャッチコピーを使わず、誰でも意味のわかる興味のひくコピーを考える
  • メリットや特徴の洗い出しをしリスト化する

あなたのサービスや商品でなければお客様のニーズに応えられないことは何かをもう一度考え、素直に伝えましょう。

価格競争に巻き込まれ、安くすることでお客さまを獲得することはいつか頭打ちになります。

5. ホームページへの道筋を増やす【SNSへの取り組みを強化】

ホームページとSNSとの連携

ホームページを立ち上げると、すぐに集客へつながると思っている方は少なくありません。

ホームページは見つけてもらって、中身を読んで共感、興味をひくことで集客へとつながります。

その道筋を作っていますか?

  • ホームページは作ったけど、放置状態のまま
  • 何かしなければと思いながら、日々の業務に追われて手がつけられていない
  • 仕事のSNS(ブログ、Instagram、Twitter、facebook、youtubeなど)はやっていない
  • ホームページが検索上位で表示されているので安心している

このような方が多くいらっしゃいます。

残念ながらホームページは立ち上げれば集客できる、検索上位になれば集客できるという甘いものではありません。

検索上位になれば、最初の恩恵は受けるかもしれませんが、日々の努力無しではいずれ飽きられ、下降していきます。

【参考】SNSの利用者数をまとめたサイトです。
【2020年7月更新】主要ソーシャルメディアのユーザー数まとめ

サービス内容によって、どのSNSが有効かなどの見極めも必要ですね。

改善点

  • ホームページ内にできればお知らせやコラムのような自分で更新できる機能(ブログ)をつけ、定期的にサービスや商品にまつわる、お客様にとって役立つ記事を更新する
    (これは、ハードルが高いと思われがちですが、はじめはお知らせの更新あたりからはじめれば、なれてきて気軽に更新ができるようになります。)
  • ホームページは作っても更新が全くないと、検索では不利になってきます。下がってきてから慌てないように今から対策しておきましょう。
  • 今やSNSとの連携は外せません。SNSは面倒と考えず、無料の広告、チラシと考えてください。
    ホームページを拡散する努力より、SNSで拡散するほうが断然早いです。だからといってSNSを落としどころにすると、SNSのサービスが無くなったときに慌てます。最終の落としどころはあなたのホームページです。
  • ブログ記事はそれぞれの記事が1コンテンツとして検索で拾われますので、ホームページへの入り口がどんどん増えてきます。
    (検索を意識した書き方は必要になります)

ブログを書いて、それをSNSで広げるることで、さらにアクセスを増やすことができます。

SNSをやったけど、集客になんてつながらなかった、という方もいらっしゃいます。それは、広がる前にあきらめて手が止まってしまったからです。何ごともすぐに効果・結果がでるということはありません。

「わからないからやらない」
「数回やってみたけど効果がなかった」
ではなく

「とりあえず、下手でもわからなくてもやってみる」
続けてみるというのが大切です。

やらないという方法を選んだあなたは、それ以上の広がりはありません。

まとめ【最後の一歩へ導く仕組みを】

ホームページでの集客は小さな一歩が大切

ホームページは作っただけでは集客できなかったとよく耳にするのはこういったところです。

もちろん検索対策(SEO)を施したうえでのお話しです。

作ったあとは、やはり努力は必要です。集客できているところは、必ず上記のことを行っています。

そんな方たちにとっては、今回の記事は当たり前のことすぎて、という内容でしょう。

どんなお仕事でも簡単に売れたり実績を出しているわけではなく、必ずこういった小さな努力を積み重ねていらっしゃいます。

今日も小さな努力を積み重ねましょう。

webデザイナー 小林 夏希

小林 ミカ / Mika Kobayashi

Webディレクター&プロデューサー

お客様のホームページに落とし込めるアイディアを考えるのが好きで得意です。
お客様の集客ツールとして、運用できるホームページをお作りしています。
ホームページに関することは、お気軽にお問い合わせください。